《光と闇の竜》YG01-JP001 遊戯王GX1巻付属 ウル
☆8/光/攻2800/守2400
【ドラゴン族・効果】
このカードは特殊召喚できない。
このカードの属性は「闇」としても扱う。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にする。
この効果でカードの発動を無効にする度に、このカードの攻撃力と守備力は500ポイントダウンする。
このカードが破壊され墓地へ送られた時、自分の墓地に存在するモンスター1体を選択して発動する。
自分フィールド上のカードを全て破壊する。
選択したモンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する。
■
このカードの属性は「闇」としても扱う。
◆
永続効果(フィールド上に表側表示で存在する時のみ適用)
◇《ダブルコストン》1体を生け贄に通常召喚することはできない。
■
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にする。この効果でカードの発動を無効にする度に、このカードの攻撃力と守備力は500ポイントダウンする。
◆
誘発即時効果(強制・対象取らない)
◇ダメージステップでも効果発動
◇永続系の魔法・罠を発動した場合、場には残らず墓地へ行く。
◇既に表側表示になっている永続系の魔法・罠の発動は無効にできない。
◇【
D−HERO ダイヤモンドガイ】でめくった魔法の効果発動は無効にできない。
◇効果を無効にするが破壊はしない。
◇攻守下げるのは
コストではなく効果
◇強制的に効果が発動するため、カードの発動に対して《光と闇の竜》の前に《神の宣告》等のカウンター罠、《我が身を盾に》《精霊の鏡》《王宮の弾圧》等の直前のチェーンにしか発動できないカードを発動する事はできない。
◆
攻守どちらかが500未満の場合
◇効果は発動するが攻or守下げられないため
効果は不発
※発動を無効にできない。
◆
同一チェーン上では複数回発動しない。
【例1】
┏チェーン1:《地砕き》
┃チェーン2:《光と闇の竜》
┃チェーン3:《スケープ・ゴート》
┃《光と闇の竜》はすでにチェーンブロックに乗っているので発動しない
┃逆順処理3:《スケープ・ゴート》適用
┃逆順処理2:《光と闇の竜》適用、《地砕き》発動無効、攻守500ダウン
┗逆順処理1:《地砕き》なし
【例2】チェーン3で破壊or裏
┏チェーン1:対象を選択して《サイクロン》(《光と闇の竜》攻撃宣言に対して発動)
┃チェーン2:《光と闇の竜》
┃チェーン3:《炸裂装甲》
┃《光と闇の竜》はすでにチェーンブロックに乗っているので発動しない
┃逆順処理3:《炸裂装甲》適用、《光と闇の竜》破壊
┃逆順処理2:《光と闇の竜》が
場に存在しない(攻守下げれない)ので効果は不発
┗逆順処理1:《サイクロン》適用
チェーン1:《光と闇の竜》破壊・特殊召喚効果
【例3】《黄泉ガエル》が墓地に存在する場合
┏チェーン1:《黄泉ガエル》
┃チェーン2:《光と闇の竜》
┃逆順処理2:《光と闇の竜》解決、《黄泉ガエル》の発動を無効、攻守500ダウン
┗逆順処理1:《黄泉ガエル》は発動無効の為処理なし。
これを繰り返し可能。
※攻or守500未満の時に《黄泉ガエル》を発動した場合、《光と闇の竜》は発動するが無効にできないので特殊召喚される。
※スピリットモンスター(《阿修羅》等)のエンドフェイズ時に手札に戻る効果についても同様、ただし強制効果なので《光と闇の竜》の攻or守が500未満になり
手札に戻るまで発動し続ける。
【例4】2体並んだ場合
┏チェーン1:《E・HERO エアーマン》
┃チェーン2:《光と闇の竜》A(《E・HERO エアーマン》に対して)
┃チェーン3:《光と闇の竜》B(《E・HERO エアーマン》に対して)
┃《光と闇の竜》はすでにチェーンブロックに乗っているのでループにはならない
┃逆順処理3:《光と闇の竜》Bは《E・HERO エアーマン》に直接チェーンしてないので不発。
┃逆順処理2:《光と闇の竜》A適用、《E・HERO エアーマン》発動無効、攻守500ダウン
┗逆順処理1:《E・HERO エアーマン》なし
【例5−A】《死霊騎士デスカリバー・ナイト》と並んだ場合
┏チェーン1:《貪欲な壺》
┃チェーン2:《光と闇の竜》
┃チェーン3:《死霊騎士デスカリバー・ナイト》
┃逆順処理3:《死霊騎士デスカリバー・ナイト》で《光と闇の竜》無効、破壊
┃逆順処理2:《光と闇の竜》なし
┗逆順処理1:《貪欲な壺》適用
チェーン1:《光と闇の竜》破壊・特殊召喚効果
【例5−B】《死霊騎士デスカリバー・ナイト》と並んだ場合
ターンプレイヤーの場に《死霊騎士デスカリバー・ナイト》、非ターンプレイヤーの場に《光と闇の竜》が存在する場合
┏チェーン1:《クリッター》
┃チェーン2:TPの《死霊騎士デスカリバー・ナイト》(《クリッター》に対して)
┃チェーン3:非TPの《光と闇の竜》(《クリッター》に対して)
┃逆順処理3:《光と闇の竜》は《クリッター》に直接チェーンしてないので不発
┃逆順処理2:《死霊騎士デスカリバー・ナイト》適用、《クリッター》発動無効
┗逆順処理1:《クリッター》なし
【例6−A】《森の番人グリーン・バブーン》が手札か墓地に存在
《素早いモモンガ》(誘発・強制)が戦闘で破壊された場合
┏チェーン1:《素早いモモンガ》
┃チェーン2:《森の番人グリーン・バブーン》
┃チェーン3:《光と闇の竜》(《森の番人グリーン・バブーン》に対して)
┃逆順処理3:《光と闇の竜》で《森の番人グリーン・バブーン》無効、攻守500ダウン
┃逆順処理2:《森の番人グリーン・バブーン》なし
┗逆順処理1:《素早いモモンガ》回復、特殊召喚
※強制効果を先にチェーン組むためチェーン1と2を逆にはできない。
【例6−B】《森の番人グリーン・バブーン》が手札か墓地に存在
《巨大ネズミ》(誘発・任意)が戦闘で破壊、この場合《森の番人グリーン・バブーン》(誘発・任意)と任意のチェーンブロックを組む事ができる。
・《森の番人グリーン・バブーン》をチェーン1にする場合
┏チェーン1:《森の番人グリーン・バブーン》
┃チェーン2:《巨大ネズミ》
┃チェーン3:《光と闇の竜》(《巨大ネズミ》に対して)
┃逆順処理3:《光と闇の竜》で《巨大ネズミ》無効、攻守500ダウン
┃逆順処理2:《巨大ネズミ》なし
┗逆順処理1:《森の番人グリーン・バブーン》特殊召喚
・《巨大ネズミ》をチェーン1にする場合
《巨大ネズミ》効果適用で《森の番人グリーン・バブーン》は無効。
※2006.11〜2007.2頃までは任意誘発効果が複数ある場合(上記の例や《キラー・トマト》相殺等)、チェーン2で《光と闇の竜》《死霊騎士デスカリバー・ナイト》が強制的に発動し、チェーン3で任意誘発を発動する事はできない裁定だった。
【例7】《亜空間物質転送装置》で逃げる
┏チェーン1:《E・HERO エアーマン》召喚、効果発動
┃チェーン2:《光と闇の竜》
┃チェーン3:《激流葬》
┃チェーン4:《亜空間物質転送装置》(対象《光と闇の竜》)
┃逆順処理4:《亜空間物質転送装置》で《光と闇の竜》除外
┃逆順処理3:《激流葬》適用
┃逆順処理2:《光と闇の竜》が場に表側表示で存在しないので不発
┗逆順処理1:《E・HERO エアーマン》効果適用
エンドフェイズ時に《光と闇の竜》の攻撃力・守備力は
元々の数値になってフィールドに戻る。
※《月の書》でも攻守は元々の数値に戻る。
【例8−A】《冥王竜ヴァンダルギオン》
TP《冥王竜ヴァンダルギオン》《天罰》、非TP《光と闇の竜》
┏チェーン1:《地砕き》
┃チェーン2:《光と闇の竜》
┃チェーン3:《天罰》
┃逆順処理3:《天罰》で《光と闇の竜》無効、破壊
┃逆順処理2:《光と闇の竜》なし
┗逆順処理1:《地砕き》適用
新しいチェーンブロックを組む
┏チェーン1:《光と闇の竜》(誘発・強制)発動、対象選択
┃チェーン2:手札の《冥王竜ヴァンダルギオン》(誘発・任意)を相手に見せて発動
┃逆順処理2:《冥王竜ヴァンダルギオン》特殊召喚
┗逆順処理1:《光と闇の竜》効果で破壊、特殊召喚
さらに新しいチェーンブロックを組む
┏チェーン1:《冥王竜ヴァンダルギオン》対象選択
┗逆順処理1:特殊召喚
【例8−B】《冥王竜ヴァンダルギオン》
TP《冥王竜ヴァンダルギオン》《光と闇の竜》《天罰》
┏チェーン1:《ならず者傭兵部隊》
┃チェーン2:《光と闇の竜》
┃強制的に《光と闇の竜》発動するため、《ならず者傭兵部隊》に対して《天罰》は発動できない
┃チェーン3:《天罰》
┃逆順処理3:《天罰》で《光と闇の竜》無効、破壊
┃逆順処理2:《光と闇の竜》なし
┗逆順処理1:《ならず者傭兵部隊》適用
新しいチェーンブロックを組む
┏チェーン1:《光と闇の竜》(誘発・強制)発動、対象選択
┃チェーン2:手札の《冥王竜ヴァンダルギオン》(誘発・任意)を相手に見せて発動
┃逆順処理2:《冥王竜ヴァンダルギオン》特殊召喚
┗逆順処理1:《光と闇の竜》効果で《冥王竜ヴァンダルギオン》含め破壊、特殊召喚
※強制効果を先にチェーン組むためチェーン1と2を逆にはできない。
さらに新しいチェーンブロックを組む
┏チェーン1:《冥王竜ヴァンダルギオン》対象選択
┗逆順処理1:特殊召喚
【例9】ダメージステップで効果が発動するモンスターと戦闘を行った場合
《光と闇の竜》発動後(攻守ダウン後)にダメージ計算をするか、しないか
◆発動後にダメージ計算をするモンスターの一例
《忍者マスター SASUKE》
《N・グラン・モール》
《ドリルロイド》
《スフィア・ボム 球体時限爆弾》
《マシュマロン》
《魔鏡導士リフレクト・バウンダー》
《サイファー・スカウター》
《お注射天使リリー》
◆発動前にダメージ計算をするモンスターの一例
★《天空騎士パーシアス》
《ジェルエンデュオ》
リバース効果全て
《砂塵の悪霊》
《異次元の女戦士》
《ケルベク》
《キラー・トマト》
《クリッター》
《伝説の柔術家》
※永続効果、ルール効果(特に分類の無い効果)は載せていません。
※《光と闇の竜》無効効果はダメステで破壊確定の時(《天空騎士パーシアス》に攻撃を受けた時など)でも効果発動するが、場に存在しない場合(《ハイドロゲドン》に破壊された時など)は発動しない。
◆具体例
◇《クリッター》を生け贄に召喚した場合《クリッター》
効果無効、攻守500ダウン。
◇《クリッター》(強制)と《ダンディライオン》(強制)を生け贄に召喚した場合、任意のチェーンブロックを組みチェーン2に発動した方の効果を無効、攻守500ダウン。
◇《神の宣告》で
召喚が無効になり破壊され墓地へ送られた場合、破壊・特殊召喚効果は
発動する。
◇攻or守が500未満になり《月の書》で裏側守備表示、リバースした場合攻守は元の数値に戻る。
◇攻800/守400の《光と闇の竜》に《収縮》を発動した場合、攻撃力は「2800÷2−2000」で0になり、エンドフェイズ終了後攻撃力は「2800−2000」で800になる。
◇《冥府の使者ゴーズ》の特殊召喚効果に対して発動した場合《冥府の使者ゴーズ》効果無効で
手札のまま、攻守500ダウン。
◇「
1ターンに1回しか発動できない」効果を無効にした場合、その効果を
同じターンで使う事はできない。
※《イグザリオン・ユニバース》も同様
◇《光と闇の竜》を《魔のデッキ破壊ウイルス》のコストにする事は可能。
◇裏側守備表示の時に《ドリルロイド》の攻撃を受けた場合、ダメージステップで《ドリルロイド》の誘発効果を無効、攻守500ダウン。
■
このカードが破壊され墓地へ送られた時、自分の墓地に存在するモンスター1体を選択して発動する。自分フィールド上のカードを全て破壊する。選択したモンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する。
◆
誘発効果(強制・対象取る)
◇発動時に対象を選択
※同時に他のモンスターと破壊された場合、そのモンスターを対象にする事は可能
※この効果で破壊したモンスターを対象にする事は不可
◇特殊召喚するモンスターが墓地に存在しない場合でも効果発動
◇自分フィールド上に破壊するカードが存在しない場合でも効果発動
◇手札、デッキで破壊されても効果発動
※《死のデッキ破壊ウイルス》等
◇破壊はコストではなく効果。
◇《閃光の追放者》《奈落の落とし穴》等で破壊され除外された場合、効果は発動しない。
◇《王宮の弾圧》で無効にできる。
※破壊効果も無効
★破壊するモンスターが存在する場合《我が身を盾に》で無効にできる?
■回答
07/04/10:テラダさん 【例9】ダメステ関連追加
07/04/08:イケダさん 《神の宣告》《冥王竜ヴァンダルギオン》関連追加
07/04/02:ナカガワラさん 再確認、バブーン・弾圧等大幅に追加
キタさん、11/22:18:35〜42
イケダさん、06/12/20 スピリット関連、手札・デッキから破壊された時、《亜空間物質転送装置》関連
キタさん、06/12/22 《収縮》関連
ナカガワラさん、06/12/27 《収縮》関連訂正
★は調整中
■採用したデッキ
アンデライダー/yoshi/07.3.22
ネフライダー/ぷ〜たま/07.3.1
バブーンライダー/高島れんさん/06.12.7
■参考・引用資料
エキスパートルールHP→第5期シリーズ番号順リスト
■最終更新
07/04/10